【紙舞】かみまい

神無月(10月頃)に現れ、紙がひとりでに舞い飛ぶ怪異。江戸時代の怪談『稲生物怪録』のもので、稲生平太郎の体験した数々の怪異の一つとも。一部の伝承ではその紙に顔を覆われた人々は寝込んでしまったという。この紙は怨念などの強い負の感情が宿って人々に厄を振りまくのだとも。

■ 伝承にはただの白い紙としか見た目の伝承が無いが、疫病神の一種ではないかと思いました。疫病神ならぬ疫病紙だったという訳で...折り紙の馬に跨った小鬼の姿にしてみました。顔のモデルは波照間島の祭りムシャーマの鬼面。