【周防の大蝦蟇】すおうのおおがま

山奥に住むという、大蝦蟇の化け物。体長は約8尺(約2.4メートル)。口から虹のような怪しい気を吐き、この気に触れた鳥や虫を口の中へと吸い込み食らう。夏には蛇を食べる。蝦蟇のくせに。また槍を手にしている。蝦蟇のくせに。この槍で人を襲ったとの説もある。 なぜ槍を持っているかは不明だが、虹の気に関しては、カエルが舌を伸ばして瞬時に獲物を捕らえる様子が、あたかも口に吸い込まれて消えるように見えた為にこのような伝説が生まれたのではと言われている。