【布がらみ】

布沼という沼の主で、布に姿を変えて沼の傍にある垣根に引っかかり、その布を取ろうとすると、突然絡み付き、沼の中へ引きずり込むという。
 

ある男の妻と娘が布がらみによって殺されてしまった。男は布がらみを退治しようと決意し、神から鳩の卵を持って行くと良いというお告げを聞いて、卵を手にして布沼に行った。神に祈りをささげると、沼の水がざわめきだし、持ってきた卵を割って沼に投げ入れると大きな音がして、死んだ布がらみが浮かんできたそうな。