【牛鬼】うしおに・ぎゅうき

西日本に伝わる妖怪。獰猛で人肉を好み毒を吐き、退治できたとしても酷く祟るという非常に危険なもの。深い淵や海岸に棲み、頭が牛で体が鬼、またはその逆や様々な姿かたちで伝承が残る。

 

出会っただけで病に侵されるともいうが、牛鬼に影を舐められると高熱をだして死んでしまうという。海にでる牛鬼は濡れ女という蛇体の妖怪と夫婦で狩りをし人間を食う。