あまのじゃく。ヘソ曲がりでズル賢く、人の心を読んで邪魔をしたり、からかったりする小鬼。仏教においては、人間の煩悩を表す象徴として、毘沙門天などの仏像に踏みつけにされている。
昔話「瓜子姫」の悪役としても有名で、残虐な一面ももつ。
岡山県の二上山(ふたかみやま)には天邪鬼が星を取ろうとして
積み重ね、あと一歩のところで崩れてしまったという
「天邪鬼の重ね岩」の話が残っている。